神奈川県小田原市にある「鈴廣かまぼこの里」で、「かまぼこ・ちくわ手づくり体験教室」に、子どもたちと一緒に参加してきました。とても良い体験になったので、皆さんにもご紹介いたします。
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かまぼこの里とは
「鈴廣かまぼこの里」は、小田原の有名な老舗かまぼこ屋さんです。かまぼこの里には、レストランなどの色々な建物が連なっている中、「かまぼこ博物館」で、体験教室が開催されています。
今回利用したのは、↓の黄色い丸をつけた「かまぼこ博物館」「すずなり市場」、そして、その間にある駐車場です。★駐車場は、20台ほど、無料で停めることができます。
出典:鈴廣かまぼこの里
体験当日の準備
かまぼこ博物館のエントランスを入ると、受付カウンターがあるので、そこで参加費を支払い、同時にチケットをもらいます。そのチケットに書いてある番号が、体験の席になります。早い番号の方が良いということは、特にありません。
使い捨てのビニールの、エプロンと帽子が配布されるので、入場時間までに着ておきます。(5分くらいで着れると思ったら、子どもの分も着せたりしていたらバタバタしてしまいました。お子様連れならエプロンを着るのに10分くらいは、見ておくことがおすすめです!)
会場
案内にしたがって入場します。作る場所なのですが、こういった、開放的でおしゃれな会場でした。
エントランスと同じフロアにあって、2月に行った私はもう少し厚着してくれば良かったと思いました。(始まってしまうと夢中になって、気にならなかったんですけどね!)
すべての席に、子ども用の踏み台が用意されていて、ありがたく思いました。
体験の内容はこんな感じ!
1人ずつ、このようなセットが用意されています。丸いのが魚のすり身、包丁は切れないもの、棒はちくわ用です。
かまぼこの板に、隣にあるボールペンで名前を書きます。
テーマパークのキャストさんさながらに案内してくれる担当の方の指示にしたがってやっていきます。かまぼこは、職人の方が来てくれて、実演してくれます。
かまぼこ・ちくわ共通
包丁のようなもので、すり身を混ぜたりするのですが、結構難しい!と思いました。すり身を、包丁のようなもので混ぜるのですが、それが結構固いし、うまく混ぜたり形を作ったりするのが難しかったです。包丁に、すり身がすぐにくっつくので、まな板の端っこで何度も落としながらやります。
かまぼこ
すり身を混ぜて、包丁で板にくっつけて、丸い形を作る → 蒸す
かまぼこの方が難しかったです。職人さんが5~15年修行して、やっときれいな形のかまぼこが作れるんだそうです。それを聞いたら、難しいはずだと思いました。
ちくわ
すり身を混ぜて、棒にくっつける → 焼く
ちくわの方は、包丁を使うやり方と、手でくっつけるやり方があって、手でくっつける方は次男(4歳)でもできました。お団子のような形にして、楽しめました。
子どもには難しいか?
子どもは、小学生は1人で参加でき、未就学児は付き添いが必要、という申し込みになっています。
実際どうだったかというと、長男(小1)は、なんとか一人でできていました。
次男(4歳)は少し難しく、半分以上親がやってしまいました。
三男(2歳)は、ほぼ手を出せず見ているだけ、全部親がやった、という形になりました。
参加前は、「粘土みたいにできるのかな?」と思っていましたが、そういうものではありませんでした。
でも、手は出せなくても、手を洗ったりはしますし、「かまぼことちくわってこういうふうに作られているんだ!」というので、充分参加した感じにはなれ、楽しかったみたいです。
焼きあがるまで待っていられるか
ちくわが焼きあがるまで20分、かまぼこができあがるまで1時間あり、待っていられるのか心配でしたが、1階と3階でかなり子どもでも楽しめるようになっているので、遊んでいたら、ちくわが焼きあがる20分はあっという間でした。
↑これは1階。かまぼこができるまでを解説した展示がわかりやすく展示されていました。
お昼はどうする?
3階に、自由に使って良いテーブルとイスがあるので、持参したご飯やおかずに加え、焼き立てのちくわを食べました。
もし、お弁当を持参しなかった場合は、となりの「すずなり市場」にショップがあるので、そこで色々食べるものを買えます。その2階にも食べるところがあるので、そこでお昼を食べることができます。
詳しくはこちら↓
[clink url=”https://daily-minalog.com/suzunari-lunch.html”]
おしごと体験
鈴廣さんが中心になって実施されている「こどもおしごとたいけん」という職業体験イベントがあります。そこで、「かまぼこ職人」を体験したことになり、かまぼこ給200円をもらうことができました。
その給与は、鈴廣かまぼこの里内の指定された場所で使えるのですが、うちでは「すずなり市場」にある「汐風の果樹園」というジェラートやさんのアイスをいただきました。
味も選べ、おいしくて、子どもたちは大満足でした!
かまぼこを持ち帰り
焼き立てのちくわもおいしかったのですが、帰ってから食べたかまぼこが、すーごくおいしかったです。
かまぼこって、お正月のときに食べてあまり好きではなかったのですが、今回作ったかまぼこは、本当においしくて、日常的に食べたいな、と思えるくらいの味でした。
鈴廣さんも、展示や博物館の中で、「かまぼこを日常の食卓で食べるといいよ」とおすすめしていましたし、こんなにおいしいかまぼこだったら、いつも食べたいな、と思いました。
感想
私自身の感想ですが、「ちくわとかまぼこって同じものでできてるの?」というのでびっくりしてしまいました。
あまり良くわかっていませんでした。それぞれ違うものが入っているのかな、と思っていたのですが、今回、同じものでできていることがわかりました。
かまぼこ1本分の中に、魚が7匹も入っているのだそうです。それも、内臓などは取り除いて、白身魚の白身の部分だけを集めて、すりつぶして作られているのだそうです。そのため、魚の栄養がしっかり入っているそうです。かまぼことちくわを見る目が変わった気がします。
子どもたちの感想
好き嫌いの多い長男:ちくわがおいしい。体験が楽しかった。
食べることが好きな次男:ちくわもおいしかったけど、かまぼこがもっとおいしい。体験をまたやりたい。
三男:ちくわもかまぼこもパクパク食べる
といった感じでした。
ちょっと難しかったですが、良い経験になったので、子どもたちがもう少し大きくなったら、ぜひまた参加したいと思いました!
鈴廣さんのかまぼこ・伊達巻のセット↓