先日、「超ギョギョッとサカナ★スター」の2022年12月4日「アイゴ」、2022年12月11日「スズキ」の2回に渡り、さかなクン流の「魚のはくせいの作り方」がやっていました。
長男(小1)がそれを見て、冬休みの自由研究としてはくせいを作りたいと。始めは反対しましたが、一緒にやり方を見たら簡単そうだったので、チャレンジしてもらうことにしました。
<完成したはくせい>
準備・必要なものを買い出し
前半で必要なもの:マアジ(好きな魚)、キッチンバサミ、スプーン、エタノール、手袋
後半で必要なもの:紙粘土、ドライヤー、油性のマジックペン(油性絵具でも可)
🌟前半と後半の間に、2日間あるので、とりいそぎ前半だけの準備でも大丈夫です
買ったもの
・魚
スーパーに並んでいるものは、切り身しかありませんでした。店員さんに聞いて、切る前のお魚を譲ってもらいました。メアジで1尾100円。念のため2尾買いました。
・エタノール(アルコール)
ドラッグストアで購入しました。「無水エタノール」と「消毒用エタノール」があり、迷いました。500mlで、約1,000円。テレビを見たら、さかなクンも、「無水エタノール500ml」を使っていたので、同じものを買えて良かったです。
作り方(前半)
STEP1.ハサミで皮を切る
おなかの部分(腹びれの後ろぐらい)に、「総排泄腔」というウンチの出る穴があって、そこからハサミを入れて、しっぽに向かって切ります。そのときに、ひれを支えている担鰭骨という骨があるのですが、それも一緒に切ります。
STEP2.皮から身をはがす
さっき切ったところに指を入れて、皮を引っ張るような形で、ゆっくりと指を入れて身をはがして取ります。きれいに皮がはげます。このときに少しちぎれても、粘土を入れたときに修復できるので、気にしなくて大丈夫です。
STEP3.背骨を切って身をとる
皮をめくってハサミを入れ、背骨の真ん中と尾びれの部分を切ります。背びれ側の担鰭骨をハサミで切ると、身がごっそりと取れます。(この身も食べられます!)
STEP4.えらをとる
顔の部分をぐーっと開いて、人差し指を入れます。引っ張ってえらをとります。
STEP5.前側の身をとる
腹びれのつけ根あたりまでハサミを入れて、前側の身も、皮とはがして身をとります。背骨と担鰭骨も切っ身をとってください。
STEP6.頭の身・目をとる
えらぶたからハサミを入れて、目の付け根を切って、取り除きます。完全に皮だけにします。
STEP7.スプーンで皮をこするようにして残った身をとる
皮を開いて開きのような状態にして、最後に残っている身を、スプーンで優しくなぞるようにこすって取ります。頭側からしっぽ側に向けてなぞります。きれいに身を取り除くことで、保存性が高まるそうです。
<追加情報>
魚によって身の固さが違うようです。アジはきれいに取れましたが、カマスは固くて、このように身が残ってしまいました。
身がたくさん残っていても、アルコールから出したときに生臭い臭いがしたくらいで、後で粘土を入れて乾かしてしまうと、あまり変わりませんでしたが。
保存性に違いがあれば、また追記します。
STEP8.アルコールにつける
エタノールなどアルコールに全身を浸して2日間ほど常温で保管します。余分な脂が取れたり、腐敗防止になるそうです。(アルコールを使用する際は、手袋をはめて、必ず大人とやってほしいとのこと)
エタノールに漬けるときに、1回目は左のように漬けたのですが、上が少し出てしまいました。
そのため、2回目は右のように袋に入れて漬けました。袋に漬けた方がうまくいきました。量も500mlで済みましたしね。(なお、さかなクンは、タッパーでやっていました)
<追加情報>
アルコールに漬けるときに、袋より魚の方が大きいと、魚が曲がってしまいます。写真のしっぽの部分が曲がってしまっているのは、そのせいです。
できれば、魚より大きい袋に漬けるのがおすすめです。もし魚より小さい袋だった場合は、取り出して粘土を入れるときに、意識的に形を整えた方が良いかもしれません。
作り方(後半)
STEP9.腹部から紙粘土をいれる
魚の皮は濡れている状態のままで始めます。今まで身が入っていた部分に、紙粘土を詰めます。少しやぶれてしまった部分も、このときに修復できます。
STEP10.ドライヤーで全身を乾かす
ここで、ドライヤーで乾かします。乾くことで、皮が固まってきます。
STEP11.紙粘土を目の穴にいれて目を作る。
目の部分には、紙粘土でちょうど良い丸を作って詰めます。
STEP12.油性マジックや油絵具などで好きな色を塗る
好きな色を塗って、世界で1つだけの魚のはくせいを作ります。
完成
ほとんど家にあるものでできるので、ぜひやってみてください★ アルコール・エタノールはこちらからも購入できます↓
さかなクンが解説する、詳しいやり方は、こちらからご覧いただけます!↓
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