子どもが歴史に興味を持ったとき、歴史マンガを買うかどうか迷う方もいらっしゃると思います。
今回はそういった方に向けて書いていきます。
歴史マンガは歴史を学ぶ取っ掛かりに
「歴史マンガで子どもは歴史を覚えられるの?」と思われると思います。
将来、テストで出ることを覚えていけるかといったら、難しいと思います。
歴史マンガの中でストーリーがあるので、そこまで細かくは載っていないためです。
でも、取っ掛かりができ、流れがわかるという点では効果はあります。
かっこいい絵で、誰か1人でも歴史上の人物にファンができたら
そこから芋づる式に次の1人、また1人と覚えていくことができます。
また、1つでも好きな時代ができたら、
その前後に進めば流れを学ぶこともできます。
歴史について何もわからない中で、縄文時代などから学び始めるよりも
好きな絵で、自分の中に少しでも世界があると
歴史を学ぶ面白さは全然違うと思います。
そのために、歴史マンガがとてもおすすめです。
始めは「人物伝」がおすすめ
歴史マンガと一口にいっても、「日本の歴史」を通して学ぶものと
「人物伝」という誰か1人の人生を描くものとの2種類があります。
初めての場合は「人物伝」の方が、わかりやすく簡単でおすすめです。
特に、人物伝は主人公が子どもの頃から始まるので
子どもにとってイメージがしやすく、取っつきやすいです。
絵の好きな歴史マンガを選ぶ
歴史マンガは、絵の好きなものを選ぶのが大事だと思っています。
うちは、「角川まんが学習シリーズ」の「まんが人物伝」を好んで買っています。
長男(7歳)の体験談
長男(7歳)は、友達が戦国武将にハマっていて、その影響で戦国に興味を持ちましたが、
何から始めたら良いの? という状態でした。
そしてお友達がまず紹介してくれたのが、この本でした。
「かぶとや、よろいが、かっこいい!」というところから入りました。
そしてその次に、私(母)が大河ドラマの「真田丸」が好きだったので、録画してあった「真田丸」の総集編を、2人で一緒に見ました。
「真田幸村がかっこいい!!」となったので、角川まんがの「真田幸村」を買ってあげたのです。
一番絵がかっこよくて好みだったので2人で選びました。
そこからは、「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」に行き
といって、すっかり戦国時代のファンになりました。
まだ「日本の歴史」を流れで読むところまでは行けていないのですが
1つの時代、1つの人物のことが「好き」と言えるようになったので
歴史マンガを利用して良かったなと思っています。
(歴史マンガのおかげで、絵本や児童書などの本を読むのが速くなる、という副次的な効果もありましたよ!)